ご挨拶

現在、日本は、世界に類を見ない少子高齢化/人口減少の時代を迎え、その時代をどのように乗り越えていくかが重要な課題となっています。また、既に始まっている地域社会の崩壊や近い将来に予想される社会保障制度の崩壊に対する解決策を見出すことが急務となっています。
これまで、日本一般用医薬品連合会においては、生活者と一般用医薬品等の関係に着目したセルフメディケーションに特化した活動が行われてきましたが、実際に生活者が利用しているのは、一般用医薬品等のみではなく、その結果、セルフメディケーションは生活者の健康寿命延伸に寄与するまでには至っていません。
そこで、一般用医薬品等を利用する生活者を中心にヘルスケア全体を考えることが必要となると考え、「日本型セルフケア」という全く新しい概念を提唱しました。
急速な経済発展を続けるアジア太平洋地域も、将来的には日本と同様な少子高齢化/人口減少の時代に突入すると考えられます。従いまして、少子高齢化/人口減少の時代を乗り越えることは、日本だけの課題ではなく、アジア太平洋地域の共通の課題であると考えられます。
アジア太平洋地域にはさまざまな文化があり、各種規制も多様ですが、「日本型セルフケア」の普及により、地域包括ケアへの活用や地域経済活性化の推進といった地域貢献が可能になります。我々は日本型セルフケアを推進することにより、生活者の健康寿命延伸および疾病予防対策へ貢献できると考えております。

以上